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おいしい水
世界一おいしい
■おいしい水
 おいしい水というのはどんな水をいうのでしょうか。東海大学に水のおいしさを研究しておられる真下先生という方がおられます。お話によれば、水は分子間に働く力の比較的強いものどうしで一つの塊ができていますが、その塊が適当な大きさでそろっている水がおいしいということです。その測定原理は水を小さなビンに入れて電場をかけ、水の分子が電場の方向に向く速さを測定して塊の大きさを推定します。ミネラルが入ってもこの塊の大きさを均一に保つようなミネラルを含んでいる場合においしいと言われております。
 先日水道部会の水を測定して頂きました。その結果は表1のようで、各値は分子の集合体が全く均一な水の値を1とし、それとの比を示しており、値が1に近いほどおいしい水ということになります。大泉の水は世界で一番おいしいと言われるカナダのケベックの水にも匹敵する稀にみる上質の水です。
 現在、各地の水道で発ガン物質として問題になっているトリハロメタン、その他の有害物質も平成元年6月22日検査して頂いた結果はすべて検出できない程度の微量であることがわかりました。われわれ水道部会の水は、これを飲んでいれば健康で長生きできるという水です。都内から茶の湯のために水を汲みに来られる方もあると聞いています。この名水を末永く守っていきたいと思います。
■表1.おいしい水の比較
各地の水 おいしさの評価
カナダ・ケベックの水 0.999
大泉水道部会の水道 0.997
鎌倉の水道 0.992
秦野の湧水(弘法の水) 0.991
横浜の水道 0.990
東海大学の水道(浄水器を通す) 0.990
六甲の水 0.988
東海大学の水道 0.978
大阪の水道 0.975
東京の水道 0.969

■大泉名水会とは
大泉名水会とは、練馬区大泉3丁目にお住まいの515世帯(平成21年5月現在)の会員によって管理運営されている、地域の水道事業団体です。
■歴史
大泉名水会の歴史は古く、昭和18年にさかのぼります。
市ヶ谷にあった陸軍士官学校が朝霞に開校され、それに伴って陸軍予科士官学校職員住宅協会が現在の東大泉につくられました。
この折、宅地とともに水道施設も造り、現在呼ばれている将校住宅に給水を始めたのがそもそもの起こりです。 戦後は、大泉住宅共栄会、大泉住宅共栄会水道部会による運営を経て、現在は大泉名水会が水道事業運営を行っています。
■水源
水源は地下約230メートル付近の地下水脈まで井戸を掘り、ポンプで汲み上げています。水量は豊富です。
■水質
「水のふるさとをたずねて」にもあるとおり、遠く秩父、奥多摩山塊の水が、地層によってろ過されながら永い年月を経て大泉に達し、一帯を潤しています。法律の定めによって、定期的に水質検査を実施し、安全で良質な水であることが確認されています。
■水道料金
名水会は会員が運営し、個々がかかる費用を分担しているため、水道料金とは言わず、維持分担金と呼びます。料金は都水とほぼ同じです。
安全でおいしい天然水を、都の水道とほぼ同じ料金で供給しています。
■練馬区指定の防災井戸
震災等の災害時には、防災井戸として地域の皆様に役に立ちます。
自家発電装置によりポンプを作動させます。
■マスコミも注目
過去に何回か、テレビっで放映され、話題になりました。
現在ではなかなかお目にかかれない、貴重な、地域住民が運営する水道施設。
だからこそ、大切にしたいですね。
■名水会会員になるには
名水会事務所に設置してある所定の用紙にご記入の上、提出して下さい。
尚、ご不明な点がございましたら、事務所職員にお問い合せ下さい。
 名水会事務所
 住所:練馬区東大泉3-38-13
 電話:03-3922-5460
 営業時間:AM9:00〜PM5:00 年中無休
■おいしい水、健康な暮らし

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■水のふるさとをたずねて
地質学者故橋本瓦先生(名水会)のお話によれば名水会の水のふるさとは次の通りです。
秩父や奥多摩の山岳地帯に降った雨水は、地下深く浸透しながら新・旧多摩川水系と合流し、長い時間をかけて福生や村山あたりの地下深くに流れつきます。さらにその水はJR中央線の北側に広く分布している厚い礫層からなる帯水層に達し、そこを潤します。
その上には厚い関東ローム層が堆積しているので、東京西部の平地に降った雨水はそこを通すことはできません。そのため礫層には、ろ過されながら長い時間をかけて流れついた水のみが蓄えられていることになります。大泉名水会の水は、地下232mの水量豊富な礫層から採取しております。
名水会の水のふるさとは、秩父・奥多摩山塊ということなのです。
■大泉に住んで思うこと
朝起きて蛇口をひねり、コップ一杯の水を飲む、あるふれた行為ですが、今、東京で浄水器を介さないで、直接水道水を飲む人がどれほどいるでしょう。
大泉に移り住んで16年、名水会の水を蛇口から直接飲んでいます。
夏場、水を使っていると、冷たいため蛇口が結露してまいります。また、冬場、外で洗車などすると、ぬるく感じます。夏冷たく、冬暖かい、一年中、平均14・5度という、地下水の故であります。日常のささいなことではありますが、このようなことに幸せを感じています。
仕事場にも家の水を持参し、コーヒーなどを入れるに使っているなど、この水の大のファンです。「この地に住む、最大の恩恵はこの水を飲めることである」と、賛辞を惜しまない方がおりますが、私も同感です。
今、名水会の委員をやらせて頂いておりますが、先月の定例会で、水のおいしさについての調査結果が示されました。水のおいしい、まずいは個人差によるところが大きいのですが、物差しの一つとして科学的な分析方法があります。今、配水されている水は3号井戸で、地下約230メートル付近から汲み上げています。
この水を、名水会専門委員中山泰喜先生のご尽力で、東海大学理学部物理学科八木原研究室にて分子レベルの測定をして頂いたところ、「水のクラスタが均一で、物理学的においしい水といえる」との結果が出ました。数値は0.993。
難しいことは別にして、1に限り無く近いほどおいしい水とのことです。(世界一おいしいとされるカナダのケベックの数値が0.999)
このおいしい水を、末永く維持していきたいものです。
ところで、最近、世代交代もあってか、あちらこちらで家の建て替えが進んでおります。建て売りになって、業者が知らないまま、都水に切り換ってしまうのは残念です。名水会は60年以上の歴史があり、住民の自治によって運営されています。過去の話を伺うにつけ、歴史には、この水を愛する諸先輩の強い想いが刻まれていることが感じられます。この貴重な専用水道が末永く維持発展できますよう、この水を愛する一人として、私の中にも微力ではありますが協力を惜しまない気持ちが、湧いてくるのです。
平成17年11月20日
大泉名水会委員長 井関 順一
大泉名水会発行 【名水会の水 おいしい水・健康な暮らし】より転載




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